Our Business tattva Vol.8 特集:お金

   
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タイトル tattva Vol.8 特集:お金
著者名 tattva編集部 (編集)
ISBN 9784904635780
発行元 ブートレグ
価格 2,200円(税込)
発売日 2023.04.10
特記事項 稼ぎ方や貯め方は焦点が当てられるのに、使い方はあまり語られないのはなせ? 給料はどうやって決まる? 安くて良いものは商売として成立する? お金とは、いったい何者だ!

お金
Modey. It’s a Gas.

【特集趣旨】
稼ぎ方や貯め方は焦点が当てられるのに、使い方はあまり語られないのはなせ? 給料はどうやって決まる? 安くて良いものは商売として成立する? お金とは、いったい何者だ!

【ステートメント】*一部抜粋
日常生活において、寝食と同じようにお金を使うという行為は当たり前に存在する。どうしたら儲けが大きくなるか、どうしたらお金が貯まるのかと、ライフハックやビジネススティップスに目を光らせる人が多いのは当たり前だ。お金がなければ生活は危ぶまれ、ゆえに不安である。
ー 人は自分が使う側だと思っていても、いつの間にかシステムやテクノロジーに絡め取られていくことが多々ある。自分がお金を上手く使えているのか、また有用性だけにとらわれず、善く使うことはできているのか。誰もが頻繁に使い、一国の運命も左右する「お金」。お金の使い方を変えることで、社会に善き変化をもたらすことはできないか。
(タットヴァ編集長 花井優太)

【目次】
巻頭連載
・知の灯台-Wisdom of Lighthouse 武邑光裕

特集
・資本主義の本質は独占ではなく、循環である 鹿島茂
・賃金を決めるものとは何か? 神林龍
・モノの交換と言葉の交換が拡げる人間主義的資本主義 岩崎春夫
・そして教養はお金儲けのツールになった レジー
・等価交換の外側でー定価に変換できない価値 田中宗一郎×三船雅也
・「いいもの安く」は持続可能なのか 飯田泰之
・スマート社会の犠牲にならない 戸谷洋志
・私たちの関係をとり結ぶ、モノとしての貨幣 比嘉夏子
・国のお金の使い道が異なる理由はなんだろう?「幸せ」の選択肢について考える 朴沙羅

お金の「つくりかた」
・通貨とは何か?誰が世界を支配しているのか? ヤニス・ヴァルファキス
・美しき矛盾:LVMHのブランド育成法 ベルナール・アルノー

データと社会を見る
・「脱合理」のビジネス論 広告は何に投資しているのか 牧貴洋

特別取材
・デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン 植木啓子 矢島進二

連載
・社会課題と妄想ビジネスプラン 海とエンジニアリングの可能性 清水佑介
・写真連載「How To Go?」ー毎日がくるからー 熊谷聖司
・FUN FUN FUN 12Pick & Choose
 飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/奥富直人/草野庸子/酒井麻衣/福井夏/村上雄一
 本山敬一/Rumi Nagasawa/和田彩花
・非大上段的相談学言論 青柳文子・小谷実由
・マニアックの扉 Licaxxx
・サムタイム・イン・ニューヨークシティ チョーヒカル
・小説「メメント・モリタ」 曽我部恵一
・トリメガ研究所は語る トリメガ研究所
・社会は優しくないけれど、私たちには生きている資格がある 鈴木謙介

【tattvaについて】
tattva[タットヴァ]という誌名は、サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からとり、物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたいという想いを込めています。
人々の生活や価値観が多項的に存在するなかで、どのように社会と関係を築いていけばいいのか? いますぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で、お届けする季刊誌です。

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