タイトル | 資本市場とリスク管理 |
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著者名 | 藤井健司 著 |
ISBN | 9784910551999 |
発行元 | イノベーション・インテリジェンス研究所 |
価格 | 3,740円(税込) |
発売日 | 2024.04.26 |
特記事項 | 米国・欧州の銀行を中心とした金融危機は、この秋にでも金融政策の大転換が予定されている日本への影響、それに打ち勝つためのリスク管理について、解説する。 |
5月1日に米地銀ファースト・リパブリックバンクが破綻した。
3月のシリコンバレーバンク(SVB)、シグネチャーバンクの破綻といった銀行不安がまだ終わっていないことを示すものだ。
企業の経営不振の高まりを受けた貸出債権や証券の価格下落といった信用リスクの上昇は、まだ表面化していない。金融引き締めや銀行の貸出抑制の影響から企業活動の悪化が進めば、それは企業向け貸出の信用リスクを高め、銀行は新たな逆風に直面するだろう。
米国・欧州の銀行を中心とした金融危機は、この秋にでも金融政策の大転換が予定されている日本への影響、それに打ち勝つためのリスク管理について、解説する。